こちらのページでは、LINEモバイルのVoLTE対応を簡単に説明をしています。
まず最初に表にまとめると以下になります。
- LINEモバイルではVoLTE設定している
- 回線は関係あったが現在は関係なし
- 端末機種により関係あり
- 設定しているかの確認
- VoLTEの基本
- VoLTEの特徴”7000H?2秒??”
そこで今回のLINEモバイルのVoLTEのお話では、もう少しわかりやすく、お話をしていきたいと思います。
ということで、本題に入りたいと思います。
もくじ
LINEモバイルではVoLTEの使用は回線ではなく端末機種できまる

「ねぇねぇイッソさん、LINEモバイルって、VoLTEに対応してるギョロ?」

「初めに重要なところからお話しますと、LINEモバイルではVoLTEは利用できます。」
LINEモバイルの通信回線のうち、ソフトバンク回線だけがVoLTE利用できませんでした。
現時点ではソフトバンク回線のVoLTEは対応できません。ソフトバンクからVoLTE利用が提供されるようになった場合には改めて検討予定となります。よろしくお願いいたします。
— LINEモバイル【2ヶ月間最大0円〜】 (@LINEMOBILE_JP) July 25, 2018
申し訳ございません。言葉足らずでした。LINEモバイルのソフトバンク回線ではVoLTEをご利用いただけません。ドコモ回線ではご利用いただけます。
ご覧いただいていたよくある質問は、誤解がないよう追記させていただきますm(_ _)m ご指摘含め、ご質問ありがとうございます。— LINEモバイル【2ヶ月間最大0円〜】 (@LINEMOBILE_JP) July 5, 2018
しかし、2018年11月に改善され、設定可能になりました。
もし、これからLINEモバイルの回線を選ぶ場合は、ドコモ回線がおすすめです。
LINEモバイルのドコモ回線を選択することで、VoLTEの相性が良い、料金が安くなるなどはありませんが、このドコモ回線では他の回線とは異なり、電波の広さが違うためにおすすめです。
対応機種によってVoLTEが使えない
ただし、注意しておきたいのが、VoLTEに対応していないスマホの対応機種もありますので、設定を考えているユーザーはチェックしておきましょう。
VoLTEの設定可能 対応端末 |
|
iPhone | iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR、iPhone X、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone SE、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone 6、iPhone 6 Plus |
Google Pixel | Google Pixel 3a、Google Pixel 3a XL、Google Pixel 3、Google Pixel 3 XL |
XPERIA | Xperia 1、Xperia XZ3、Xperia、XZ2、Xperia XZ1、Xperia XZs、Xperia XZ、Xperia X Performance、Xperia Z5、Xperia Z4 |
AQUOS | AQUOS R3、AQUOS R2 compact、AQUOS zero、AQUOS R2、AQUOS R compact、AQUOS ea、AQUOS R、AQUOS Xx3 mini、AQUOS Xx3、AQUOS Xx2 mini、AQUOS CRYSTAL 2、AQUOS Xx2、AQUOS Xx |
AQUOS ケータイ3 |
キッズフォン、DIGNO ケータイ2、AQUOS ケータイ2 かんたん携帯9、DIGNO ケータイ、みまもりケータイ4 |
DIGNO | DIGNO J、DIGNO G、DIGNO F |
ケータイ (ガラケー) |
かんたん携帯10 |
HUAWEI | HUAWEI Mate 20 Pro、HUAWEI nova lite 2、HUAWEI Mate 10 Pro |
シンプルスマホ | シンプルスマホ4、シンプルスマホ3 |
その他 | arrows U、Android One S5、Android One S3、STAR WARS mobile、Nexus 6P、Galaxy S6 edge |
つまり、LINEモバイルでのVoLTEの設定についきましては、回線経路(ドコモ、au、ソフトバンク)はユーザーがどの回線を選択し利用していたとしても、設定は可能です。
後は、機種端末によって使用の有無が異なるため、事前に調べておきましょう。
LINEモバイルのVoLTEは自動的に設定されている
ある程度、VoLTEに興味を持った方は、どのようにしたらLINEモバイルに設定すればいいのかと、疑問に思っている方もおられるかもしれません。
しかし、実際のところ、LINEモバイルに契約した方のほとんどが、すでにVoLTEが設定されています。
2018年11月29日10時以降に新しくLINEモバイルを契約した方は、
新規番号や番号ポータビリティ(MNP)に関係なく、その契約時点からVoLTEに対応済みとなります。
契約からユーザーは特別な設定はすることなく、VoLTE対応となっております。
また、たとえ、それ以前である2018年11月以降に契約されていた人でも、数週間から1ヶ月程度でVoLTE切り替えとLINEより公式に発表されていました。
そのため、LINEモバイルでは、回線は関係なく、機種にもよりますが、ほとんどの契約ユーザーにVoLTEが設定されていることになります。
LINEモバイルにVoLTEが本当に設定されている確認する方法

「なんだVoLTEの使用は、スマホ端末種には関係はあるけど、LINEモバイルの”契約時期、回線、設定”は関係ないギョロね」

そのとおりです」

「でもなぁ、、、なんか不安だギョロロロ」

「そんなときは、VoLTEが設定されているかの確認の連絡をLINEモバイルに一本入れて見ると、安心して利用できるはずです」
LINEモバイルで契約したスマホを使い”1406番号(通話は無料)”を入力して発信。
もし、VoLTEに対応済みの場合、相手側からのガイダンス対応で「このサービスはご利用なれません」と流れます。
このアナウンスで発信したLINEモバイル(SIMカード)がVoLTEに対応していることを表しています。
それとは別に、相手側の電話対応で「留守番電話、転送電話」につながると、VoLTE未対応を表しています。
もし、未設定の場合は、「0800-919-4006」宛に連絡をかけることで、改善するための対応をしてくれます。
どうしても、あなたのLINEモバイルがVoLTE済みか未か気になる方は、ぜひ1406番(無料)にて確認してみてはいかがでしょうか。1分もかからずに、今までのちょっとしたしこりを改善できるはずです。
そもそもVoLTEとは?

「VoLTEって、何をどうしてくれるギョロか?」

「VoLTEとは、分かりやすく説明いたしますと、高速データ通信で、LINEにも使われています」
スマートフォンや携帯電話に利用されるVoLTEは、高速データ通信の最新音声通話サービスです。
略語 | 英語 | 日本語 |
VoLTE | Voice over Long Term Evolution |
ボイス オーバー LTE(ロング・ターム・エボリューション)、ボルテ) |
もう少し簡単にお話すると、VoLTEとは、通話の品質といったほうがわかりやすいかもしれません。
VoLTEは、インターネットにアクセスできる高速モバイル通信「LTE」を使って音声通話が可能です。
- 無線を利用したスマホ・携帯電話用の通信規格
- 第3世代携帯の通信規格(3G)をさらに高速化させた通信規格
VoLTEでは音声データをデジタルデータ(文字、音声、画像、動画)に変換することができ、他のデータと同じように“パケット”として扱われ、LTE回線を使って通話をするというものです。
この通話の仕組みとしては、IP電話で会話ができる「050アプリ、Skype、LINE」などが可能です。
そのため、LINEモバイルではVoLTEを使って通話ができます。
しかし、LINEモバイルが契約している回線(ドコモ、au、ソフトバンク)によってVoLTEの仕様が異なります。
VoLTEは低音・高音質の音声を実現してくれる
一昔前の3GやLINE(LTE)では、相手側との音質悪く、聞き取りにくかったり、途切れたりすことがたびたびありました。
そんな中でVoLTEの特徴に真っ先に挙げられるのが低音・高音質もキレイな所!
これはVoLTEが音の波形をデジタル信号に変換するコーデックが変わっているためです。
3Gで使われていたコーデックが300~3400Hz程度の周波数の音声を対象としていました。
それに対してVoLTEでは50~7000Hzと対象周波数を上下に大きく広げられています。
あまり周波数の数値では、わかりにくいかもしれませんが、周波数が低ければそれだけ機械的であり、多ければそれだけより私たち人間の肉声に近いクリアな音質の通話がご利用になります。
人間の声の周波数はだいたい100Hz~1000Hzと言われています。
例えば、40代以上の男性の場合、低い声(100Hz前後)だと言われており、3Gでの通話は相手の声が聞き取りにくいと言われていました。
しかし、VoLTEなら対象周波数が50~7000Hzと広いために、男女や年齢は関係なく、相手の声をそのまま聞き取る聞き取ることが可能になります。
さらに高い音まで聞こえるので、音声通話だけでなくLINEなどで利用されているビデオ通話の音声もクリアな音質で、見ながら聞き取ることができます。
そういったことから、携帯電話やPHSの時代に使われていた3Gからグレードアップされた低音・高音質に対応したVoLTは、目には見えませんが音がこもらずクリアで聞き取りやすさを十分に実現してくれますや!
VoLTEの発信してからの呼び出し時間の短縮
人は5~10秒以上、電話の呼び出し音を聞かされると、待たされていると感じるという人間心理がありますが、この電話発信はできるだけ長いよりも短いほうが良いはず。
VoLTEでは、電話をかけてからの発信時間が3Gよりもかなり短縮されています。
VoLTE以前のLTE回線では、データ通信専用のネットワークで、3G回線に切り替えてから、音声通話の発信時や着信時につながるCSFB方式でした。
この”LTE→3G”に切り替える作業に時間が若干かかることで、
相手につながるまでにどうしても時間が約5~10秒ロスになっていました。
しかし、VoLTEでは発信してから自動的に3Gでの通信に切り替えられるしくみになっているために、約2~4秒程度で通話が可能になります。
そのため、数秒の違いになりますが、発信をタップしてからの待ち時間が感覚が減るはずです
LINEモバイルの音声通話で相手の声をクリアに聞き取りたいあなたにVoLTEは必要不可欠
今回のページではLINEモバイルに設定されている、VoLTEについて余すことなく説明してみました。
話を簡単にまとめますと、このようになりました。
- LINEモバイルのVoLTE設定「回線」は関係ない
- LINEモバイルでは自動的に設定
- 端末機種で設定がきまる
- 設定の確認は1406
- 低音・高音質(50~7000Hz)!
- 発信して約2秒で通話可能!
約2~3年に発売されているスマホを利用している方なら、LINEモバイルにVoLTEが設定しているはずです。
もし、VoLTEが100%設定されているかを確認するには1406番を入力して発信するのみで、無料通話で相手はコールセンターなので気軽に確認ができます。
ということで、今回は以上となりますが、ぜひともLINEモバイルの使用の参考にしてみてはいかがでしょうか。