今回のページでは、”低速通信モードについてお話しします。
LINEモバイルの格安SIMは契約しているプランのデータ容量以上の通信をすると高速通信から低速通信になります。
低速通信に抵触すると、あくまでも「インターネットができない、、、」というわけではなく、通信速度が制限され200kbに抑えられます。
では、この通信速度になると、インターネットの検索やマップは開くのか?動画は見れるのか?SNSは?
実際に何ができるんでしょうか。
というわけで、もしLINEモバイルで低速モードに気になる方、ぜひチェックお願いします。
もくじ
LINEモバイルは低速通信モードになる理由

「ん~、低速通信モードって、ようするにネットをする時に、スピードが遅くなるってことギョロ??」

「そうなりますね」

「なんで急にネットの速度が遅くなるギョロかね?」

「簡単に言いいますと、データ容量がオーバーするからです」
LINEモバイルのプラン・サービスで契約したプランで決められた月間データ通信容量を超えて通信を行うと、高速通信から低速通信に切り替わります。
この低速通信規制は、LINEモバイルだけでなく、大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)や格安SIM会社が設定されます。
モバイル通信のサービスを利用する場合、通信規制が実施され通信速度が低速に制限(速度制限)しています。
LINEモバイルのプランは3種類あり、それぞれのデータ容量があります。
このデータ容量が1ヶ月でなくなると、高速通信が使えなくなり、低速通信モードへ自動的に移行されるわけです。
たとえば、LINEモバイルのプランの1種類「コミュニケーションフリープラン」の「データ容量:3GB」を設定すると、1ヶ月で「インターネット検索、youtube動画、アプリゲーム」など3GB以上行うと低速通信モードに切り替わります。

「っで、その低速通信モードになると、どうなるギョロ?」

「通信速度が下がり最大通信速度が、200kbpsになります」
LINEモバイルの低速通信”200kbps”の速度、ネットでなにができるのか?

「低速通信モードっでかなり、速度が落ちそうなのはわかるんだギョロ」「でも、LINEモバイルの普通の速度ってどれくらギョロ??」

「LINEモバイルの通信速度は、格安SIMの中では速い方です。」
一般的に、平日の昼や夕方など、仕事や学生の方は、休憩時間などで、その時間を利用してスマホを扱う人が多いために、どうしても回線が混み合やすいです。
そのために、LINEモバイルの通信速度の平均は1.00~2.00Mbpsですが、それ以外の時間帯は20~25Mbps。
LINEモバイル通信速度 一日の流れ |
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時間 | 通信速度 |
昼12時 | 1.00Mbps |
夕16時 | 10.24Mbps |
夜19時 | 1.42Mbps |
それ以外 | 20~25Mbps程度 |
1.00~2.00Mbpsの通信速度は、動画視聴やSNSゲームなど、ストレスなく楽しむことができます。

「ちょっとまって、さっっきからだまって話を聞いていると、”Mbps”と”Kbps”って出てきてるギョロ?何ギョロ?」

「mm(ミリ)cm(センチ)は長さを表す数式、そしてkbps(キロ)やMbps(メガ)はデータを表します。」
さきほど私がお話した流れでいうと、このような通信速度の速さの違いになります。
LINEモバイル通信速度 特徴 |
|
状態 | 通信速度 |
低速通信モード | 200kbps |
混み合っている時間帯 | 1.00~2.00Mbps |
平均的な通信速度 | 20~25Mbps |
速度が200Kbpsっで何ができるの?

「もし低速通信モードになって、速度が200Kbpsになったら、どうなるギョロ?」

「正直なところ、ネットの検索、動画、マップなどは開き、見ることはできますが、やはり通常と比べて多少時間がかかります」
ネット検索してみると、LINEモバイルの低速通信モード(200Kbps)が掛かっても、検索はできまる!動画も見れる!という記載されていましたが、実際に体験してみると、そんな事はありませんでした。
検索、ウェブページ観覧 |
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google マップ |
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youtube、動画再生 |
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スマホを使う場所によって異なりますが、個人的にはLINEモバイルの低速通信モード(200kbps)の速度制限がかかってしまうと、通信速度が遅くなります。
今までは快適にネットを楽しめたのに、速度が遅くなれば、当然のように苦痛を感じやすくなります。
しかも、低速通信モードの通信速度は”最大200Kbps”、実際はもっと低い速度でアップされたりダウンするケースもあります。
ただし、通信速度が200kbpsでも、LINEモバイルの特徴の一つで”カウントフリー機能”が設置しており、こちらは名前の通りデータは消費しないフリーなので、何時間でも楽しめます。
低速通信モードでもカウントフリーは速度制限の対象外
LINEモバイルのプランでは、検索や動画などをネットの送受信によるデータ容量でカウントしているのですが、このカウントでもノーカウントがあり、データー容量にカウント(カウントフリー)されず毎日、使い放題なんですが、なによりもスイスイと楽しめるはず。
っというのも、低速通信モードでもカウントフリーは速度制限の対象外になっているんですよね。そのために、高速通信で使うことができます。
LINEモバイルにはプランが3種類ありますが、カウントフリーが設置されています。
- LINEフリープラン
- コミュニケーションフリープラン
- MUSICプラスプラン

「っで結局は、ネットをするときの何がカウントフリーなの?」

「簡単に言えば、人気のSNSを気にすることなく楽しめます」
SNSの中でも、「LINE、ツイッター、フェイスブック、インスタブラム」のデータ通信量がカウントされず、ストレスなくエンジョイできます。
LINEモバイルのプラン SNSカウントフリーの種類 |
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SNS | 内容 |
LINE | 音声通話、トーク、ガオウ、動画の送受信、タイムライン |
ツイッター | タイムライン、画像つきツイート、ダイレクトメッセージ |
フェイスブック | タイムライン、画像テン動画投稿、コメント、お知らせ表示 |
インスタブラム | タイムライン、画像テン動画投稿、アクティビティ、ダイレクトメッセージ |
カウントフリー機能は、速度制限の対象外ですので、今までお話していたとおり低速通信モードになっている時でもご利用いただけますが、通常時の高速通信でもデータは消費されません。
低速モードからお金を払って高速モードにするなら追加購入

「確かにLINEとかツイッターが通信速度関係なくできるのはうれしいギョロ」
「けど、どうしても動画やゲームをむっちゃしたい人もいるギョロよね?そんな人は次の月まで歯を食いしばって我慢しなきゃあいけないギョロ?」

「データ容量を増やしたい場合は、”追加購入”という方法を使えば月途中でも高速通信を回復することができます」
つまり、LINEモバイルのプランで失った高速通信の容量を取り戻すために、お金を支払いデータ容量を購入します。
データ通信容量の追加については至って簡単に行うことができ、
スマホやパソコンを利用し、インターネットでLINEモバイル公式サイトを開きます。
おそらく、LINEモバイルを契約した経験のあるユーザーのかたなら、ログイン・パスワードは持っていると思いますが、そのログイン内に入り、3種類のデーター容量からの追加も可能です。
データ容量は3種類で、0.5 GB(500MB)、1GB、3GB。
それから、回線をレンタルしているキャリアにより、データ容量と月に販売する回数が微妙に異なりますが、料金は同じです。
データ容量 | ||||
0.5 GB | 1GB | 3GB | 購入回数 | |
ドコモ | 500円 | 1,000円 | 3,000円 | 月に3回 |
ソフトバンク | 500円 | 1,000円 | – | 月に10回 |
au | 500円 | 1,000円 | – | 月に10回 |
どれくらい利用するかによって、購入する量も変わるとは思いますが、できることならデータ容量の多い3GB(ソフトバンクのみ)よりも少ない0.5GBを選び購入したいものです。

「なんで?使って、すぐに減るかもしれないなら、最初にドカーンと多めに購入しても良いんじゃない?」

「確かに」
ただし、ポイントになるのが、追加購入で追加されたデータ容量は、永遠に容量が増えるわけではなく、期日が来れば消費されます。
っとうのも、追加購入には有効期限があり、購入した当月の翌月の末日までとなっています。

「ど、どいうこと?」

「例えば、」
ようするに、1GBを購入し、残りのデータ容量をたくさん残した状態で次月末日を迎えるとお金を溝に捨てたようなものになってしまいますよね、、、
それだったら、最小限の少ない容量0.5GBで抑えて、計画的に購入すれば、無駄を抑え歯痒い思いを抑えることができるはず。
低速モードからお金を払って高速モードにするなら追加購入
動画やゲームをするために、お金を支払い追加購入でデータ通信を取り戻す方法だけでなく、プレゼントしてもらう(する)サービスもあるんですね。

「どゆこと?」

「つまり、LINEモバイルを利用している同士が、データ通信容量を贈りあうこが可能なんです」
たとえば、自分や家族、友達、恋人がLINEモバイルに契約していたら、その人同士でデータ通信量を贈ったり・もらったりができる便利機能なんですね。
※ au回線は2020年1月では対応していません。
例えば、友だちの高速通信容量がなくなったときに、プレゼントを使って容量を借して、次の月に借しいた容量分を返してもらえるなどができます。
ただし、注意したいのが、データプレゼントできる(もらう)のは、契約したプランの当月分のデータ高速通信容量のみで、
先月に残った繰り越したデータ通信量、またはや他ユーザーからプレゼントでいただいている高速通信料は、プレゼントできません。
また、追加購入と同じように、プレゼントでいただいた高速通信料は当月から翌月末までに使い切らなければ、自動的に削除され無駄になります。
他のモバイル通信と比較して?

「LINEモバイルで月間データ通信容量を消費すると、速度が遅くなるのはわかったんですが、他のSIMはどうなんですかね?」

「キャリアや格安SIM会社も同じように、速度制限をかけていますね」
大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)でも、ユーザーが契約で決められている月間データ通信容量を消費しきると、その月の終わりまで速度制限が行われます。
ただし、キャリアや格安SIM会社によって、速度制限が異なります。
ソフトバンク・au・ドコモ (大手キャリア) |
最大128Kbps | |
OCNモバイルONE・楽天モバイル・DMM mobile (格安SIM) |
最大200Kbps |
LINEモバイルの速度制限は、ソフトバンク・au・ドコモより多少緩いとはいえ、格安SIM各社とは同等といえます。
低速モードも使い方によっては苦痛ではないはず
いかがでしたでしょうか?
本日のページではLINEモバイルのプランのデータ容量以上の通信を利用すると低速モードになるについてお話をしてみました。
ポイントになるのが、一般的にLINEモバイルの高速通信の速度は平均で20~25kbpsとされていますが、低速モードになると200kbpsで、ネット検索やマップ、動画を開くとかなり遅くなります。
ただし、プランの一つにカウントフリーが設置されているので、
ツイッターやフェイスブックなどのタイムラインや投稿、動画は低速モードはかからないのが特徴。
あと、毎月のように低速通信モードでストレスがたまる場合は、今利用しているプランの容量を上げるのも一つかと思います。
とりあえず、今回はここまで。